故人と遺族によりそう小さなお葬式

遺族によりそう葬儀社の選び方の写真

遺族によりそう葬儀社の選び方

葬儀社は喪主のパートナーですので、徹底的に遺族によりそうお葬式をしてくれる葬儀社を選びましょう。初めて喪主になって葬儀をとりしきる人にとっては、もっとも頼りになるパートナーはよりそう葬儀社です。だからこそ、経験豊富で頼りになるよりそう葬儀社を選ばなければなりません。じつは、葬儀業を行うにあたって行政機関などの許可や認可は不要で、特別な資格は必要ありません。ですので、客観的な評価がしずらいのですが、まずは葬儀社選びの判断材料となる基本的な知識をもちましょう。繰り返しになりますが、葬儀社選びの目標は遺族や喪主によりそう親切な葬儀社です。

葬儀社の広告や看板、インターネットのウェブサイトでは、さまざまな謳い文句を見かけます。それらには、よい葬儀社かどうかの判断材料になるもの、ならないものが入り混じっています。よくあるのが「優良葬儀社」「市民葬指定葬儀社」「一級葬祭ディレクター在籍」などですが、これらがたくさん並んでいると、それだけで良い葬儀社なのだろうと思う人もいるでしょう。しかし、これらの要素はあくまでも葬儀社を選ぶ基準の1つにすぎません。大切なのは、これらが意味する内容を知って、広告の内容をうのみにしないことです。まずは、葬儀社がうたう言葉の意味を正しく知って、その葬儀社が信頼できる葬儀社なのか、遺族によりそう団体なのか、見極めましょう。以下は、葬儀社の広告やホームページでよく見かけるうたい文句です。葬儀社選びの判断材料になるものには○、ならないものには×、どちらとも言えないものには△をつけました。

【優良店】これは×です。葬儀社の組合や団体が自由に名乗っているものです。自称なので、本当に優良店かどうかは疑問が残ります。中には、自社のホームページでどういった点が優良なのかをアピールしているところもあるので、それが本人や家族にとって希望とマッチしているかどうか確認するとよいでしょう。

【1級葬祭ディレクター】これは○です。葬祭ディレクターは厚生労働省認定の技能審査に合格した個人に与えられる資格です。受験には一定の実務経験が必要なので、実務と知識両面の実力を持った従業員と評価することができます。ただし、あくまでもこれは従業員個人に付与される資格のため、葬儀社全体の評価に直結するものではありません。

【Pマーク(プライバシーマーク)】Pマークは、日本工業規格「個人情報保護マネジメントシステム」に適合していると認定された団体が使用できる称号です。これは、適切に個人情報保護を行っていることを示しています。葬儀の場では、故人や遺族の非常に個人的な情報が扱われますので、Pマークの認定がある葬儀社であれば安心できます。

【市民葬儀・区民葬儀指定】これは×です。市民葬儀(区民葬儀)とは、市や区が価格を統一した葬儀プランのこと。この葬儀を取り扱う葬儀社であれば、「市民葬儀・区民葬儀指定」と表現することができますが、特別にその葬儀社が良い葬儀であることを証明するものではありません。市民葬のプラン内容は各自治体によって異なり、故人が市民であることや市内で葬儀を行うことなど、利用できる人の制限を設けているところもあります。

【ISO9001】これは△です。ISO9001は、国際標準化機構(ISO)が商品の品質やサービスを国際的に標準化するための認証システムのこと。この認証を受けている団体には、顧客に提供するサービスの質を向上させていくための体制が備わっていることを示しています。つまり、実際によいサービスを行っていることを認められたわけではありません。また、これに取り組んでいる葬儀社もまだまだ少ないという点においても、判断基準としては弱いと考えられます。

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